Private jetフライトアテンダントとして地球のあちこちを旅するMJのつれづれ日記。***すべての文章、画像の権利はMJにあり、無断転載を禁止します。***   お問い合わせはmaikojazz*excite.co.jpまで。


by maikojazz

カテゴリ:旅先; 東ヨーロッパ( 8 )

ドイツのおみやげと言ったら思い浮かぶのは何だろう?個人的には食べ物(チョコレート、ソーセージ、レトルト食品)。それか、Apoteke(ドラッグストア)で買うクナイプなどの入浴剤やかわいいパッケージのハンドクリーム?はたまたフェイラーのタオルハンカチ?ヘンケルのナイフ類。白ワインも美味しい。けっこうありますね。


しかし一番私がうきうきするのは以前、このブログでもご紹介したMOVENPICKヨーグルト。航空会社時代の優しい元同期(現役で活躍中)がフランクフルトにフライトした際、おみやげに買ってきてくれたので、せっかくだし写真で公開!Wちゃん、ありがとう。



こんなにたくさん!決して軽いものではないのに運んでくれる彼女の優しさに感謝。

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新しい味が出ていた。私が知ってるのはブルーベリー単体だけだ。

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キャラメルのヨーグルトって、日本にはないコンビネーションだけどとっても美味しい。
私はイチゴとこのキャラメルが一番好きだ。甘過ぎなくて、香ばしいキャラメルにヨーグルトの酸味が微妙に口の中で溶け合ってすばらしいハーモニーを奏でてくれる(って、大げさ?笑)
パッケージを開けてみると、こんな感じ。この下にとろりと濃厚なヨーグルトが入っている。

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一日おきに1個ずつ、とにかくゆっくり味わっていただく。幸せな味だ。
今までにこれより美味しいヨーグルトには出会った事はない。(Darmstadt駅のスタンドのは除く。あれは別物ですっごく美味しい。)







そしてもうひとつ、私のお気に入りがある。この歯磨き粉。

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元々は、通っていた歯医者さんで薦められたのだけれどドイツでは日本の3分の1くらいで売っているので、フランクフルトのフライトが多かった私はいつもフランクフルトで買っていた。ハッカが強すぎず雑味もないので、いつの間にか愛用して10年近くになる。朝はブルーのAronalを使い、夜はオレンジのElmexを使うのが正しいらしい。シンプルなデザインも好きで、ごちゃごちゃしがちな洗面台をすっきり見せてくれるのがいい。




というわけで、ドイツのおみやげにおすすめなもののご紹介でした。
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by maikojazz | 2010-03-18 16:18 | 旅先; 東ヨーロッパ

第百八回 Moscow, Russia

モスクワのDomodedovo(ドモジェドヴォ)空港に到着したのは、ちょうど車の渋滞が一番激しいと言われる金曜日の夕方だった。空港から1時間半以上かけてやっと到着したモスクワの街。「金曜日の夜だから、皆中心に行くんだよ」(?)と、私たちと飛行機をケアしてくれてるハンドラーさんが説明してくれる。それにしても... 信号も横断歩道もほとんどない(歩行者は皆、地下通路を通らなければならない)3車線が、びっしり車で埋まって動かないなんて。



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そして大都市モスクワにはまだ電線がこうして頭上を走っている。これがなかったら絶景!というポイントもあるのに、もったいない。ほら、ここも。偶然に道路標示の矢印の先から虹が出ていたシーン、けっこういいのに電線が...。

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あまりにも着かないので我慢の限界、と途中でトイレ休憩を申し出た私。
なぜか運転手さんはすぐには止まってくれず10分ほど更に走って「Japanese...Restaurant...。」ええ〜、別に日本人だからといって、ここじゃなくてもいいですよ!と思いつつ、爆笑するpilotたちを後に、レストランへ。でも運転手さんの優しい心遣いに、車に戻ってスパシーバ!と言うと彼は「Ahhhh、ファイン。」と照れていた。






ようやくバスはホテルに到着。ほっとするもつかの間、チェックインの時「ホテルに滞在中はパスポートを預かります」と言われる。なぜ?どうやらビザが本物かどうか確認が取れるまでは返してくれないようだ。Captainが代表で交渉。「私たちはcrewなので心配ありません。さきほど空港でcrew用のインスタントビザを申請して発行してもらったばかりなので本物です」と。ちょっと緊迫した空気のなか、ロビーで30分ほど待機しても埒があかず...。結局、お部屋に通してもらってから1時間後にまた下に降りて、マネージャーらしき人と話をして返してもらえることに。ロシアもなかなか思う通りには事が運ばない。






次の日。疲れて眠ってしまった前の晩からほとんど何も食べていなかった私はおなかがすいて目が覚めた。さっそく街をお散歩、と思いつつ仕事のお買い物もしないと〜、と思い直してホテルのコンシェルジュでスーパーマーケットの場所を聞き、まずは必要な物品のお買い物。


途中で迷う方向音痴な私。。。ふと見上げたらまさに行こうとしている場所の案内が。ちょっとだけロシア語が読めてよかった。

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このスーパーマーケットがとても近代的で豊富な品揃え!デリのお惣菜もパンも美味しくて、機内でお客様に使うカクテルナプキンも素敵な模様がいっぱい。おみやげになる小さなお菓子や調味料も一緒に買って、うきうきホテルへ戻った。






この日は一日オフだったので、Captainたちが「赤の広場に行ってみないか」と観光に誘ってくれた。しかし... この買い物の後になぜか体調を崩してしまった私は泣く泣く彼らを見送り、ホテルで休息することにした。なので、観光の写真はなくって残念。せめてスーパーマーケットのそばで見つけた舞台広告?のようなものを。



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by maikojazz | 2010-01-12 17:52 | 旅先; 東ヨーロッパ
(前回からの続きです)

その地下鉄に乗っていればそのまま終点のピレウス港まで一本で行けるはず。私は周りの人たちをさりげなく観察したり、ギリシャ文字の駅名と脇に付いたローマ字を比べて読む練習?をしたりしていた。


あと一駅で終点、のとある駅。停車前から何度かギリシャ語の車内放送が流れ、いざ停車すると一斉に乗客は降りて行く。「???」何も分からずに車内に残ってみるものの、いっこうにドアがしまる気配もない。なんだかおかしいなあ、と思い何となくホームへ降り立った。そして向かいに止まっていた電車の車両に乗り換えてみる(無謀)。こちらも動く気配なし。なんなのだろう?


その時、ドアのそばにいた青年がたどたどしい英語で「ここが終点」と教えてくれた。「あら、そうなの?私はピレウス港に行きたいのだけれど」と返した私に彼は「... 工事。...故障。」こんな感じで単語を並べ、ピレウス港に最寄りの駅が閉鎖してしまったということを教えてくれた。なにげなく一緒に階段を上り、一緒に改札を出たところでその青年は「同じ方向に行くから、バスに乗ろう。この切符でバスにも乗れるから」とバス停に誘導してくれた。


この時にもちょっと警戒はしていたものの、私たちの周りにもたくさんの乗客がバスを待って行列を作っている。どうやら本当に電車はピレウスまで行かないので臨時のバスが出ている模様。長い行列の後に3台目のバスにようやく乗り、話をしながらピレウス港を目指すことにした。


彼は「ピレウス港の近くにあるレストランで働いているから、同じバス停まで行く」ということ、大学で英語を勉強したことなどを話し、私は日本から来てヨーロッパを回っていることなどを話す。私よりも片言の彼のために、ゆっくりはっきりと発音し、何度か努力しても分からない言葉は「まあいいや」と笑って済ましながら20分ほどバスに揺られた。


「本当にありがとう、助かったわ」と、バスを降りたその場所でお礼を言った私に彼は「いいんだよ、ほらあっちに見えるのがピレウス港だ。入り口で行き先を言えば何番の停留所って教えてくれるからね。じゃ、良い旅をしてね。さよなら」と、ナンパするでもなく(笑)あっさり手を振って私を見送ってくれた。 ...なんて良い人なんだ、ギリシャの人たち!






あらかじめ取ったエギナ島行きの船のチケットに書かれた出発時刻ぎりぎりでピレウス港に到着、走って船に乗り込んだというのに、、、その後15分くらいしてようやく出発する船。ヨーロッパ時間がここにも流れていた(そしてこれは後に何度も経験することになる)。


カメラ片手に外に出て風を受けながら周りの風景なんかを撮影、髪がぐしゃぐしゃになりながら中に戻る。ギリシャ文字の書かれたミネラルウォーターの大きなボトルからそのまま飲む。1時間弱で、お目当てのエギナ島へ到着。

聞くとこの島には車がないそう。おじさんが「バイクレンタル。12ユーロ」とか、「ロバの馬車で観光しないか」と到着した観光客たち相手に商売を始めるなかで、私はまずおなかがすいたので市場のほうへ歩いてみた。適当なカフェでシーフードがぎっしり詰まったサンドイッチをつまみ、たくさんの猫がうろうろするのを喜んで見つめながらこじんまりした住宅街を歩いては写真を撮った。普通のおうちの柵にたくさんのタコが干されているのにびっくりしたり、逆に東洋人の女が一人で歩いている姿を珍しく見つめられたりしながらお散歩する。学校があったり、ちいさな商店でガムを買ったり。白い壁に、青いドア。


たまたま入った土産物やさんで、「このあたりで取れるスポンジ」つまり海綿を10個買うから、と値引き交渉。またこの島はピスタチオがよく取れるということで、ピスタチオもたくさん買った。
海辺に面したオープンカフェで、地元のおじさん数人がボードゲームに興じる姿があった。挨拶して近づいてみると、小学6年生の時にはまったバックギャモンだ。彼らはお金をかけて勝負していたけれど(笑)。




船の出航まで少し時間があったので、海に足をひたしてみた。透明な、ゆらゆらした水面をわざとばしゃばしゃさせる。近くにある教会は、丸いかたちの屋根。なんだか名残惜しいな、と歩きながら小さな町を見渡す。港に着くとまた、ロバをひいたおじさんが同じ格好で木陰に寄りかかって、ピスタチオを食べていた。本物ののんびりした時間が、そこにある気がした。



また船に乗って、(今度はピレウス港の最寄り駅からちゃんと地下鉄が出ていた)地下鉄を乗り継いでホテルに戻る。受付のおじさんに「エギナ島に行ってきた」と話して小さなピスタチオの袋を渡す。

数分後、部屋に内線電話が来た。「申し訳ないけれどもう一度出てきて」... 宿泊客を呼び出すとは、とちょっと不審に思いながら受付に行くと、「ピスタチオのお礼」と、ギリシャの絵はがきセットと近所のスブラキやさんの割引チケットをくれた。そういえば晩ごはんがまだだったなあ、と思いその足でスブラキを食べに行って、一人でテーブルにぼんやりと座り、気づいた。


ギリシャの人たちは本当に優しいんだ、と。
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by maikojazz | 2010-01-04 17:41 | 旅先; 東ヨーロッパ
「職業、旅人」を名乗るくらいには旅に慣れている。そのことは、言葉ができることよりも先に、危険を回避すべくその地に合った行動ができる、という風にも置き換えられるかもしれない。周りから浮かずにその地を歩く。勘を働かせて、物騒なエリアには近づかない。一人でも行ける場所、男性と一緒なら行ける場所、現地の人とじゃないと行けない場所。


一応そうやって旅をしてきたからか、今までそんなに怖い目にあったことはない。(ちなみに私の外見が怖い、ということはないはず)ヒールを履いておしゃれに歩くのも、アクセサリーはつけずに、さらにはバッグを持たずにスーパーのビニール袋で歩くのも好きなので、危機管理には今までもこれからも十分に注意していようと思う。




イタリアのミラノからひとりで飛行機に乗り、ギリシャのアテネに行った。その前までいた治安の悪いローマ(というかヴァチカン)では雨の日に傘に隠れた子供のスリにバッグを触られそうになったり、地下鉄で「あなたたちスリでしょう」という連中を見つけて「わかってるよ」とこちらから睨みつけたりもしたので、ギリシャに行っても決して気を抜いてはいけない!と意気込み?を持ってアテネに到着し、空港と町なか(オモニア広場)を結ぶバスに乗った。





バスから降りてホテルまでは地下鉄で。一人だしスーツケースを持っているしで、襲われたらひとたまりもないだろうことを痛感しながらホテル最寄りの駅に到着。エスカレーターもエレベーターもない階段を前に、さあスーツケースを持ち上げて上ろうとしたとき。


「can I help you?」私よりも若い青年が、ひょいと荷物をあげて一緒に上ってくれた。口では「Thank you」と言いつつ、助かった〜という気持ちよりも「走って持って行かれたら終わりだな」という警戒の気持ちがいっぱい。そんな私に気づいてか、長い階段を無言で上り、地上に出たところでその青年はあっさり「Bye」と去っていった。


さて、ホテルはどの方角だろう。何をかくそう方向音痴な私には見当がつかない。しばらく迷ったけれど近くを通行したおじさんにホテルの名前を告げた。

英語を理解しない彼は、私に手招きをして近くのレストランへ。ギリシャ語で「この人、○○ホテルに行きたいみたい」と説明してくれているようだ。レストランのオーナーらしきおじさんは私をじろりと見て、にこりともせず私のスーツケースを持ち、暗闇を先導しようとした。

「いやいや、そっち暗いし!危ないでしょう〜」と思い足が止まった。するとおじさんは「大丈夫、こっちの道だから」というようなことを言ってジェスチャーで「ついてこい」と促し、また歩く。... 仕方ない、何かあったらすぐに逃げられるようにスニーカーを履いているし、貴重品は自分で持っているし、さあ逃げる準備は万端!と、警戒心丸出しで5m後を歩く私を彼は振り向き、無表情でさらに奥を指差した。その先の明かりには「○○ホテル」の大きな看板が...




「なんだ、ギリシャの人たち優しいんじゃない?」そう片隅で思いつつ、いや油断禁物!と否定するような体験をしながら数日後には船でエギナ島に行くことにした。


少し慣れた、アテネの地下鉄。朝のラッシュが終わった頃にピレウス港行きの電車に乗り込む。何しろ終点だから、迷うことはない。

(次回へ続きます)


*******あとがき**************
今年ももう終わりですね!おかげさまで「職業、旅人。」も2回目の年末を迎えました。
細々と続けていく予定ですので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
そして、、年をまたいで続き物を書いてしまい申し訳ないです。なかなか今は
長いものを一気に書く時間がありません。ご容赦ください。そして良いお年を!
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by maikojazz | 2009-12-30 16:35 | 旅先; 東ヨーロッパ
今までに訪れた場所のなかに、戻りたいと願うところがいくつかある。
"場所"に恋をする、そんな感じ。満喫したから好きになった場所、ほんの短い滞在で心残りがある場所、または特別な思い入れや思い出を残した場所。そんなところを紹介していきたいと思う。


ある時、香港- Almaty (カザフスタン)経由- Dubrovnikというtripが入った。Dubrovnikは、アドリア海の真珠と呼ばれる青い海と、旧市街のオレンジ色のコントラストが非常に美しい町。宮崎駿監督の「紅の豚」なんかはこのあたり(アドリア海のイタリア側?)を舞台にしているとか何とか。


PilotsはAlmatyでcrew交代、でもサービス要員の私はこの時は通し勤務。朝早くに台北から香港に飛んでお客様を迎え13時間半のフライトをこなし、到着後の清掃やごたごたを片付けてホテルに入った頃には、、地面が揺れて吐き気がした。なので、「旧市街で一杯飲まないかい?」というpilotsの誘いを断ってベッドに直行しなければならなかった。


帰りはフェリー(お客様を乗せずに飛行機とcrewだけの移動)なので、気が楽ではあるけれど休む時間はミニマムになる。疲れた身体にむち打って5時間半で起きだし、ほぼすっぴんのままで外に出る。ホテルの周りはもう、海。

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ホテルのオープンカフェで、サラダとピザのブランチを楽しむ。海を見たり、太陽と風を楽しんだりしながら。さっと食べて、お散歩へ。前日の長い勤務の疲れは忘れて、もううきうき。






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気の向くままに歩くと、木が茂って涼しい木陰を作る散歩道に出会う。


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近くの観光案内所でクロアチアの通貨クーナと米ドルのレートを聞いても、彼らはあまり英語が分からなかった... イタリアからの観光客が半分以上という中で、あまり英語は必要とされないのかな?まあいいや、とATMで一番小さい表示のボタンを押して現金を得る。売店ではがきを数枚買おうとその札を出すと「おつりがない」とのこと。ここでも英語は通じないので(一応フランス語も試したけれど、だめだった)観光案内所に戻り、スーパーマーケットの場所を聞いた。

5分ほど歩いた距離にスーパーがあるというので、お菓子やちょっとしたおみやげを買って、売店に戻る。お姉さんは「あ、帰って来た」とばかりににこっとして迎えてくれた。





どこかカフェではがきを書こうかな?とも思ったけれど、時間が押しているので散歩を続行。
長閑なバカンスを過ごすのに最適だろうなぁ、と惜しく思いながら。


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いつかまた、戻りたい場所。今度は旧市街をぶらぶらして、美味しい晩ごはんを食べたい。
Pick upでpilotsと共に車に乗り空港に向かう途中、旧市街が見えて「Ahh, I missed that part!!」と名残惜しく窓にへばりつく私を二人が笑う。
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ちなみに地図はこちらです。

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by maikojazz | 2009-03-05 22:41 | 旅先; 東ヨーロッパ
10月だというのに、着陸前に見た地面は真っ白。さすがロシア。
到着してドアを開けると一気に冷たい空気が流れてきて、吐く息が白くなる。地上係員は厚手のコートにもちろん帽子と手袋。「寒いですね!」と言うと「今日はだいぶ温かかったんだよ。いまはマイナス10℃だけど、日中はプラスだったから」。

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飛行機の最後部にあるカーゴルーム(荷物を置くスペース。後方化粧室からアクセスできる)で急遽スーツケースを開き、マフラーとジャージを引っ張りだす。制服ジャケットの下にジャージを着用。マフラーは三重巻き。Pilotたちはそんな私を見て「おお、暖かそうだねぇ」と笑う。
空港バスは入国審査もせずにそのままホテルに連れて行ってくれた。



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次の朝には出発というタイトなスケジュールだったため、宿泊ホテルは空港の目の前。


チェックアウトをして外に出てみたら、なんと猫ちゃんが待って?いた。


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しかもこのコは以前一緒に暮らしていたJAZZくんにそっくり。ほわほわの長毛は考えてみたら、寒いところの猫って感じがしますな。



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一生懸命に気を惹こうと猫の好きそうな音を出してみたり、近づいてみたり停まってみたりしたけれど猫はあくまでもマイペースで、翻弄される私をせせら笑うかのように狭いスペースに入り込んではこちらをちらっと見る。「来れるなら、来れば?」
絶対に触れられないだろうことは分かっていたけれど、よおし、行ってやろうじゃないの〜と思った時に、pilotたちが「行くよー」と私を呼ぶ。





私たちがホテルの外に出ると、猫も柵の外に来た。
なんとなく、見送ってくれてる???そんな態度が愛猫家の心を甘く締め付ける。



... 後ろ髪ひかれる思いでターミナルへ。そして私たちはまた旅を続ける。

猫は今でもあのホテルの脇で誰かを翻弄しているのだろうか。
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by maikojazz | 2008-10-26 12:58 | 旅先; 東ヨーロッパ

第三回 Hermitage museum

7月のハイシーズンだし、エルミタージュ美術館だもの、行列も仕方ない。普段は行列を見ただけですぐに諦める私だけれど、この日は覚悟の上「暑い、暑い」とぬるくなったペットボトルの水を口に含みながら、50分ほど並んでようやく入館した。

建物の中に冷房はきいてなくとも、重厚な造りだけに外の太陽熱は入ってこない。その涼しさと薄暗さが心地よい館内をゆっくりと進む。


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おそらくここに住んでいたであろう人たちの肖像画を眺めたり...




上品な赤に豪華な金の間と、それに付随する装飾や家具との調和に感心したり..
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ボス!?であるピョートル大帝の間で「いや、こんな席は... 落ち着かないでしょう」と心の中で思いつつ、玉座の美しい細工や、負けずに緻密な床の模様を眺めたり。
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時間をかけて見学したためか、この頃にはpilotsはすっかり飽きて別行動になっていたので、私はひとりで休憩がてらここに座り、ぼーっと天井や壁を眺めながら想像しました。

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きっとここで舞踏会が開催されて、見知らぬ人と恋に落ちたり策略に翻弄されたりの色んなドラマがあったのだろう... 蠱惑的な微笑みと共に交されるとろりとしたお酒、とか、初めて参加する女性の何ヵ月も前からの衣装準備とどきどきな気持ち、とか。



歴史への興味は、想像力の増加とともに楽しみが倍増する気がする。「隠れ家」という名の美術館で過ごした一日、そんなことを思いました。
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by maikojazz | 2008-09-11 00:17 | 旅先; 東ヨーロッパ

第二回 St. Petersburg

ロシアに初めて行った時。
斜めに帽子をかぶった入国審査のお姉さんが妙に色っぽくて、強く印象に残った。
さらさらの金髪に薄い鳶色の瞳、官能的な厚い唇。彼女はニコリもせずに淡々と仕事をこなし、睨まれてるのかただ見てるのか分からないぎりぎりの視線で私にパスポートを返してくれた。ボディコンとも取れるほどの制服はミニスカート。Pilotsはホテルへの送迎バスに乗るなり「入国審査の女性を見たか?あの視線が...。そして短いスカートはあれでいいのか!」と困惑の笑顔。女性の私でも「お?」と思ったのだから彼らは尚更だろう。

たまたまかも知れないけれど、ロシアの女性でにっこり冗談を言うようなタイプには出会ったことがない。昼間でもビール片手にたばこを吸いながら歩くお国柄、見た目は怖いほどに美しくワイルドな人たち。しかし、決して感じが悪いわけではない。いざ話しかけると決してとっつきにくいというわけではなく、シャイだったり、朴訥だったり。みんな違って、みんないい。の心境。

さて、今日のお話はロシアの中で最も美しい町と言われる、サンクトペテルブルグ。
サンクトペテルブルグでは、建物が左右対称であることが美徳と聞いたことがある。その証拠?がこれ。

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空港からホテルに向かう途中で現れた、左右対称の道路と建物たちだ。



「血の上教会」と呼ばれるロシア特有の玉ねぎ型の屋根を持つ教会は、左右対称ではないけれど...いいんですかね?
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幸せなことに、私たちクルーの滞在ホテルからHermitage 美術館は徒歩圏内だったので、お昼ごはんの後の散歩がてら行ってみることにした。

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中の様子はまた次回のブログでアップします。というわけで、第二回目の投稿にして続き物を作ってしまったMJですが、お楽しみに!笑
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by maikojazz | 2008-09-10 00:38 | 旅先; 東ヨーロッパ