Private jetフライトアテンダントとして地球のあちこちを旅するMJのつれづれ日記。***すべての文章、画像の権利はMJにあり、無断転載を禁止します。***   お問い合わせはmaikojazz*excite.co.jpまで。


by maikojazz

<   2008年 09月 ( 12 )   > この月の画像一覧

ソウルの明洞を歩くと気づくのだが、広い通りにもちょっと脇道にそれた辺りにも、いたるところに屋台がある。そして老若男女が様々なスタイルで、様々なものを買ってはその辺に腰掛けて食べている。温かなおやつをほおばる女子高生たちや、仲良く半分こしている若いカップル。おそらく近くのお店から休憩に来ているおじいちゃん。

そんな姿を真似して、旅に出たらそんな空間も一緒に楽しむのがいい。言葉は通じなくても、目の前の美味しそうなものを指差して笑顔で「イゴ、ジュセヨー」なんて言ってみたりして。


f0183347_20462930.jpg
f0183347_20342163.jpg



おやきみたいなのや、







じゃがいもを薄く切って揚げたもの。







f0183347_20343998.jpg




本格的に座ってトッポギをつつく若者も。





和やかな雰囲気になんだかほっとする。











そして次は、少し大人な雰囲気の梨泰院へ。目的は、Leeum美術館。

f0183347_2116493.jpg






あれ、このクモのオブジェ見たことがある... 六本木ヒルズだ。
f0183347_2118253.jpg





f0183347_21202924.jpg


梨泰院駅から歩いて20分ほどの山手にあるためか、そんなに人は多くない。ゆっくりと午後を過ごすためにここまで来て、お昼寝するなんて小粋な過ごし方かも。







そして建物の中は、韓国の伝統工芸や絵画のセクションと、韓国人アーティストの作品を中心としたモダンアートのセクションに分かれている。


f0183347_21212227.jpg

建物の真ん中に、螺旋階段。見上げたらこんなに外の光が入ってくる。


ちょっと登って、さっきまでいたフロアを覗くとこんな不思議な光景。
これを見て思った。ここは、私の好きな美術館ベスト5に入れよう、と。

f0183347_2127243.jpg









おなかも、知識欲も両方満たされる旅。



f0183347_21331144.jpg

[PR]
by maikojazz | 2008-09-29 21:33 | 旅先; 東アジア

第十一回 Monterey 後編

(前回からの続きです)

ちょこっとお部屋でぼやーっとしてから町歩き。Montereyの良いところは、主要ホテルから町の中心までが近いのでだいたい歩いて網羅できるところだ。
おなかがすいたので、Fisherman's wharf (そう、サンフランシスコだけではなくここにもあるのです)へ向かう。

f0183347_0231035.jpg





ちょうど週末だったので、辺りは家族連れやカップルで賑わっていた。複数の店が「Montereyで一番のクラムチャウダーだよ!試食もできるよ!」と呼び込みをしている。いったいどこが本当の一番なのだろう...

f0183347_0441459.jpg



味見をしてもどこもさほど変わりなかったので、結局一番はどこか不明のまま感じの良いお店で購入し、海を見ながらランチ。空もいいけど、海もいい。

f0183347_049356.jpg





食べ終えて散歩がてら他の店をひやかすと、シーフードカクテルも。レモンをたっぷりしぼって食べたらとーってもおいしいんだろうな。(高かったので、これは写真だけ。)ちなみに手前に山積みになったパンの中をくり抜いてクラムチャウダーを流し込むという食べ方も人気。MJはおなかがいっぱいになりそうだったので、普通のカップでいただいたけれど。

f0183347_045262.jpg






Fisherman's wharfを抜けて町に出ると、まるでスペインの田舎にいるような、綺麗な庭があった。乾いた風に、太陽の光が射す。さっきまで訓練生を教えていたのがもう遠くにいっちゃうような、ゆったりした気持ち。

f0183347_050988.jpg









 次の日、私はLA経由で成田まで、民間機で帰るために空港へ。時間が余ったので2階に上がってみると、小さな空港なのに音楽関連の展示がたくさん。


...そこで、気づいた。
モントレージャズフェスティバルって、ワインよりゴルフコースより有名じゃない??f0183347_058917.jpg
f0183347_10246.jpg





「そうか。ほう、ジャズの町だったか。」
妙に納得しながら小さなプロペラ機に乗り、私はMontereyにさよならを告げた。


f0183347_171745.jpg
[PR]
by maikojazz | 2008-09-26 01:08 | 旅先; 北米
Montereyってどんなとこ?と聞かれたら私はこう答える。
「西海岸だけに一年を通じて温暖な気候。小さな美しい港と、山の上にある高級ゴルフコースが有名。ワイン作りも盛んで、特に白ワインが美味しいみたい。のんびりできる、心地のいい町だよ」

f0183347_12114065.jpg

f0183347_12122778.jpg




日本人crewを受け付けないお客様のために、うちの会社にはnon Japaneseのフライトアテンダント(以下、FA)がいる。ある時、新しいFA訓練としてGuamからMontereyのフェリー(つまり、お客様なしで飛行機とcrew移動だけのフライト)の乗務を頼まれた。MJにとって、初めての日本人以外の訓練生Tちゃんだ。

最初、25歳のアメリカンガールTちゃんはちょっとつっぱっていた。まるで「私はきちんとできるし、教えることだけ教えてあまり指図しないでよね」とでも言うかのように。Guamでスーパーマーケットに連れて行っても「私は訓練生なんだから分からないよ、MJが決めてよ」あれれ?なんか、強がりさん??


実際に機内で食事の盛りつけをさせると...。これじゃお客様には出せない!のレベル。
じっくりと教えて、更にワインとチーズの話になる頃には相づちしか打たなくなった。
「...これは知ってる?」「No」「じゃあ、これは?」「Don't know」...
「じゃ、ノートを開いて私の言うことを書き留めてくれる?」と、ワインとチーズの種類や味の特徴、一緒に出せるナッツやドライフルーツについてを説明した。一生懸命にノートを取る彼女、徐々にかわいらしく素直になるのが分かる。


Montereyに到着するまでの9時間半のフライト、1時間半の休憩以外はひたすら訓練。さらにホテルに着いてからcatering会社に電話をさせ、どんなふうに食事を頼むか実際にやってもらう。近くで聞きながらアドバイス。その後タクシーで最寄りのスーパーに行き、機内で出したアイデアを実現すべく更なる食材やハーブを購入。
「あたしもうくたくただけど、なんか楽しいね!緊張してるけど楽しみ!」
「MJが先生で良かったよ」なんて、だいぶ打ち解けた彼女。楽しんで飛んでほしい。大変だけど、いいこともたくさんあるはずだから。


次の日は、いよいよお客様を迎えての初フライト。空港まで一緒に行って、機内準備やフライト前のチェック項目をTちゃんがひとつひとつこなすのを後ろで見守る。「緊張して吐きそう」という彼女の背中を「大丈夫よー」とさする。Pilotsに「Tちゃんをよろしくね」と頼んで飛行機を降りた。

お客様が到着し、私はオフィスで飛行機が飛んで行くのをお見送り。
まだ時計は昼前。明日の朝までのフリータイムをどう過ごそうかな?

アップグレードされたお部屋はsuite。とりあえず、テラスでぼやーっとする。

f0183347_12245974.jpg



(最近続き物が多いですが、ええ、後編につづきます)
[PR]
by maikojazz | 2008-09-25 12:27 | 旅先; 北米
私には信仰する宗教はないけれど、その場所その場所でわりと神社や教会、寺院に行くのが好きだ。今回訪れたのはドバイのジュメイラ・モスク。


f0183347_207671.jpg




聞くところによると週に二回、午前中だけイスラム教徒以外にも「見学ツアー」を行っているそう。残念ながらその日は該当しなかったので、外だけを見学。




f0183347_2093096.jpg



偶像崇拝を禁止する宗教のせいなのかはわからないけれど、建物の外側の壁には"模様と思いきやアラビア語"がたくさん掘られていた。ああ、もしアラビア語が読めたらきっともっと深く理解できるのだろうな。





アラビア語が読めなくても、この扉は右手で開けるべきということは分かる。

f0183347_2013881.jpg





そして、
アラビア語は読めないけれど、これがかのKrispy Kremeということは分かる。
東京ではまだ行列して買うみたいだけれど、ここではもちろんその必要はない。

f0183347_20185044.jpg




お金を使って過ごすことがなぜか「セレブ」などともてはやされる昨今だけれど、それはただの消費でありセレブでもなんでもない。ドバイのイメージが「セレブ」になるに反比例して、私はこの国の良い部分がどんどん消されていってしまうように思える。
たしかにドバイでは一泊30万円相当の七つ星ホテルがあったり、もうすぐ台北の101ビルを超して世界一高層になるタワー「Burj Dobai」ができたりするのだけれど。
... うーん、なんだかね。


そうやって私はまた、旅に出て自分の価値観を見いだすのだと思う。
[PR]
by maikojazz | 2008-09-22 20:36 | 旅先; アラブ諸国
(前編からの続きです)

そんなふうに、肌を現地に馴らしてから次の日にはちょっとお出かけ。
まずはタクシーで近くのモールへ。tax freeの文字が並ぶお店を素通りし、小綺麗なブランドショップとは様相の全く違う地下1階のお土産やさんに直行。


f0183347_12334826.jpg
f0183347_1234790.jpg




綺麗な色石がついたティーセットや、カラフルな水パイプ。
この感じ、いかにもなんだけど私を魅了する。小学校の学芸会でやった「アラビアンナイト」の物語や、小さい頃にらくだの代わりにホウキにまたがって歌った「月の砂漠」は、じつはこの辺りから来てるってことだよな... と思い出しながら。




小さなラクダの置物や、鍋敷きやキャンドルホルダー。キッチュとも言える小物をもちろん値切って買い、次はゴールドスーク(黄金市場)へ。


f0183347_12415298.jpg



ドバイのゴールドはだいたいが24金なので、普段私が目にする18金よりも黄色みが強い。もう少し年輪を重ねた時に、嫌みなく24金をつけられるような迫力あるオンナでありたい。50歳を超えたくらいには、似合うようになるのかな?





アーケードを通り過ぎて奥まったところには、アラビアンなスリッパやさん。
大人の靴の中に子供の靴をディスプレイするセンスがカンガルーみたいで好き。

f0183347_12492269.jpg







イスラムの女性は肌を隠すのが通例。なので、限られた中でのおしゃれを楽しむ。
この服装に、ヘジャブと呼ばれるスカーフを頭から巻くのが、ドバイのスタンダード。

f0183347_1251622.jpg






...かと思うと、すぐ隣にはベリーダンスの衣装屋さんが、こんな露出の多いセクシーな衣装を売っていたりする。

f0183347_1258236.jpg



どっちも買って着る人も、いるんだろうなぁ...



(そして、後編へつづきます!)
[PR]
by maikojazz | 2008-09-21 13:01 | 旅先; アラブ諸国
世界の中には、ミステリアスで奥深い文化や風習を持つ国がたーくさんある。
外から見た日本もきっとそうなのだろうけれど、知れば知るほど「へぇぇ」なことが出てきて、そこに住んでいる人にとっては当たり前すぎて実は気づいてないこともあって。

そのひとつが、アラブの国々だ。


砂漠が広がるこの先に何が待っているのか... 初めて降り立ったときの、湿った暑い空気と独特のスパイシーな匂いを今でもたまに思い出す。

f0183347_0543952.jpg





町歩きをしていて出会うものたち。生きた場所の、生きた空気。
肌で感じる、その場所に働いている(またはそこでわき上がっている)エネルギー。
目では見えないけれど、外を歩いて初めてすっと身体に通すことのできるもの。それらを感じることで、暮らしてる人たちに一歩近づいてものを見られるようになるような気持ち。うまく言葉では言えないけれど。


f0183347_273619.jpg

f0183347_2103166.jpg



(すぐに中編に続きます)
[PR]
by maikojazz | 2008-09-21 02:14 | 旅先; アラブ諸国

第六回 香港の夜景

まだ、毎日飛び回りの日々が続く。お客様に尋ねられたのでpilotに聞いてみると、今回の全旅程飛行距離は4日間でなんと10605kmにも及ぶそう。なかなかの移動ぶり。
ちなみに私は今、ソウルにいる。ここから成田に戻り、お客様を降ろしたら明日はGuamにクルーだけで移動。日曜日をはさんで、月曜日は会社のミーティングに出席して、ようやくその後にお役御免となる。なんと慌ただしい1週間だろう。

香港で少しだけ、川沿いの道をお散歩をした。東京よりもずっと蒸し暑くて、不快指数100な状態なのになぜかわくわくする。私にとって香港はいつもそんな街だ。

f0183347_174125.jpg




船が通ると、周りの人もなんとなく「あ、船」といった感じで少しだけ静かになってそれが行き過ぎるのを見守る。たまたまその場に居合わせた人たちのなかに、ほんの少しの連帯感のようなものが生まれるのが面白い。

f0183347_17432559.jpg






食後のデザート代わりに飲んだ、タピオカ入りマンゴージュースのスタンド。あまりマンゴーの香りはしなかったけれど。またここに来た記念、みたいな感じで買ってみただけなのでよしとしようかな。

f0183347_17473525.jpg

[PR]
by maikojazz | 2008-09-19 17:50 | 旅先; 東アジア
昨日の朝。平和な眠りから覚めて、まだぼやーっとベッドにいたころ。
携帯が"通知不可能"の表示とともに鳴る。嫌な予感、と出るとやはり会社から。
「明日からチャーター」...「それ、私が飛ぶの?」「もちろんあなたのtripよ」...

というわけで、いま台北にいます。明日からも、毎日アジアを回ります。
あれこれのアレンジや買い物や荷造りで昨日の予定は全てつぶれ、22日に日本に戻るまでの数々の約束に「ごめんなさい!」と連絡を入れてばたばたと出発するような状況は初めてではないけれど、、どうしても好きになれない。この「チャーターが急に決まってから出発するまでの時間」の焦り具合、ばたばた具合、なんだか私らしくなく落ち着かなくて不安で... 特に今回は夕方まで旅客数が確定しないという異例のケース。つまりオーダーする食事や飲み物の量も確定できないし、アメニティなどのお買い物もできない。普段のフライトでは3-4日前にオーダーを確定するのに。会社には「9名様フルを想定して準備進めちゃうからね!」と若干無茶な報告。
(結局私の読み通り満席の9名様だったので、結果オーライだけど)



しかし、しょげていてもしかたない。楽観主義の私は台北に到着後、ケータリングのアレンジのち追加の買い物などを済ませた後にささーっと観光を楽しんだ。それが、この101ビル。

f0183347_20451265.jpg





ちょうど午後の光がビルに射していて、逆光の部分にいた私の位置からは綺麗に写真を撮ることができなかった。電光掲示板が31℃を示し、アスファルトにはさらにぎらぎらと太陽が照りつけていたけれど... よりよい写真が撮れる光の方向を求めて、思い切って101ビルの周りを一周してみることにした。




意外に面白い、市庁舎前の風景。黄色いタクシーがなんだかNYとかぶってる?
f0183347_2132398.jpg




やたらに長ーい信号待ちでふと向こう側を見ると、なんとチェスの駒が!しかも1本倒れてるし。
f0183347_2145459.jpg





... そうして撮れたのが最初のとこれ。。
f0183347_20463149.jpg




思わず他の写真も撮れて、ちょっと得した気分でようやく101ビルに入館。エスカレーターできょろきょろ回りを見つつ、5階の展望台入り口でチケットを買ってエレベーターに乗ると、、、なんと37秒で89階の展望台に到着。。一人なのに「わーーーーぅ」と感嘆の声をもらす私。



高いところからものを見るのには、悪い意味で慣れてしまっているのかもしれない。周りがゆっくり時間をかけて、ミニチュアになった町を眺めているのに私は15分で飽きてしまった... そんな自分がつまらないなーと思いながら、"sky cafe"というスペースに座り、水を飲みながら母にはがきを書いて投函。
 


ちなみにこんな風景でした。うん、とっても、綺麗なのに。

f0183347_2112510.jpg

[PR]
by maikojazz | 2008-09-16 21:22 | 旅先; 東アジア

第四回 ホーチミン

ある時、チャーターのお客様からこんな依頼を受けた。
「9名の旅客全員が機内で布団を使って眠れるようにアレンジしてくれ」と。
むむ。機内にはセミダブル程度のソファーベッドが2つ。

お客様は、身体の大きなロシア系の男性ばかり。しかもそのtripのスタートはベトナムのホーチミン。私は民間機でホーチミン入りし、別なクルーで別なルートを飛んで来た飛行機にジョイン、その後ロシアのウラジオストックまでお客様を迎えに行くというフクザツな乗務方法だ。日本で布団を買って持っていくことはできないし、収納場所の限られた機内では、基本的に2-3組のシーツと枕カバーしか置かないので予備はない。
結局、会社に「前々日入りさせて下さい」と頼み、空いた一日でホーチミンのデパートに布団と枕とカバーを買いに行くことにした。
f0183347_12435226.jpg




一通り買い物を終え、レモンやチーズ、各種ジュースといった機内用の食料品もついでにスーパーマーケットで購入し、山のような荷物を滞在ホテルに届けてもらえるよう手配をした後、おなかが空いていると気づいた。すぐそばには手軽なフードコート。そりゃ、行くしかないでしょう。

ぐるり一周して品定めのち、ベトナムの国民食といっても過言ではないフォーをいただくことに。牛肉入りの「フォー・ボーを下さい」と頼む。
f0183347_12425324.jpg


必ず付いてくるライムをたっぷり絞り、好みでレモングラスやミントといったハーブ類、もやし、生の唐辛子も加えて頂く。だしがきいていて、米粉でできた麺はあっというまに優しくおなかへつるつると入っていく。ああ、アジアのごはんはほっとする。


言い訳ではないけれど、このフォーはさほど大盛りではなかった。
食べ終わった後にふと横を見ると、大学生くらいのカップルが美味しそうな春巻を葉っぱに巻いて食べていた。頭ではなく胃が反応する瞬間。

f0183347_12533572.jpg


普段あまり揚げ物を好むタイプではないのに、この春巻はペロリ。。。




満たされたおなかで少しだけお散歩。


f0183347_1256446.jpg

いつまでたっても運転手の来ないシクロタクシーや、




f0183347_1258177.jpg
のんびりおしゃべりをするココナツジュース売りのおばちゃんたちを眺めながら、





初めてここを訪れた時の衝撃や、戦争の跡や、ここ数年で日本人観光客も増えてどんどん変わっていく街のことを思った。いいことも、悪いことも、世界のことを両方知りたい。その上でその国を好きだといえたら素敵だ。




... そして、ロシア系のお客様たちは派手な宴のあと見事に全員パンツいっちょで、私の買ったお布団でお休み下さいましたとさ。
[PR]
by maikojazz | 2008-09-13 13:10 | 旅先; 東南アジア

第三回 Hermitage museum

7月のハイシーズンだし、エルミタージュ美術館だもの、行列も仕方ない。普段は行列を見ただけですぐに諦める私だけれど、この日は覚悟の上「暑い、暑い」とぬるくなったペットボトルの水を口に含みながら、50分ほど並んでようやく入館した。

建物の中に冷房はきいてなくとも、重厚な造りだけに外の太陽熱は入ってこない。その涼しさと薄暗さが心地よい館内をゆっくりと進む。


f0183347_22562585.jpg
おそらくここに住んでいたであろう人たちの肖像画を眺めたり...




上品な赤に豪華な金の間と、それに付随する装飾や家具との調和に感心したり..
f0183347_23161770.jpg





ボス!?であるピョートル大帝の間で「いや、こんな席は... 落ち着かないでしょう」と心の中で思いつつ、玉座の美しい細工や、負けずに緻密な床の模様を眺めたり。
f0183347_231847.jpg





時間をかけて見学したためか、この頃にはpilotsはすっかり飽きて別行動になっていたので、私はひとりで休憩がてらここに座り、ぼーっと天井や壁を眺めながら想像しました。

f0183347_2322895.jpg
きっとここで舞踏会が開催されて、見知らぬ人と恋に落ちたり策略に翻弄されたりの色んなドラマがあったのだろう... 蠱惑的な微笑みと共に交されるとろりとしたお酒、とか、初めて参加する女性の何ヵ月も前からの衣装準備とどきどきな気持ち、とか。



歴史への興味は、想像力の増加とともに楽しみが倍増する気がする。「隠れ家」という名の美術館で過ごした一日、そんなことを思いました。
[PR]
by maikojazz | 2008-09-11 00:17 | 旅先; 東ヨーロッパ