Private jetフライトアテンダントとして地球のあちこちを旅するMJのつれづれ日記。***すべての文章、画像の権利はMJにあり、無断転載を禁止します。***   お問い合わせはmaikojazz*excite.co.jpまで。


by maikojazz

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この1ヵ月ほどはゆったりと過ごし、さてそろそろ次の旅の準備。
前々からtripが決まっている時は、その季節に合わせたカクテルナプキンや箸袋を吟味したり、お客様の好みに合わせてじっくりワインを選んだりできるので嬉しい。

フライトアテンダントがそうやって準備をする一方、メカニックの仲間たちは飛行機の外側も中の機械系も万全に飛べるようにチェックしてくれる。会社の格納庫に入ると、たまにこんな風景に遭遇する。


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「私も乗りたい!」と、声をかけたけれど、、、「危ないからだめ」って当然ですね。



次の旅は、毎年恒例のホノルル。
もう3年近くもこの飛行機と共に飛んでいるので、お正月後の数日をホノルルで過ごすのも3回目になる。去年のクリスマス後から今年1月末までの1ヵ月間は、ほぼ休みなしで色々飛び回っている中でのステイだったので、疲れてお部屋で寝てばかりいた。周りから見たら「うらやましい」と言われる行き先でも、疲れ過ぎて外に出ることさえもできなかったり、次の便のために仕事をして終わったりするなか、次のホノルルは5日間も自由時間がある!ちょっと嬉しい。


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窓から眺めて写真を撮るだけではなく、外に出てビーチを歩いてこよう。





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9月に始めたこのブログは今回で39回目を迎え、徐々に見てくれる人の数も増えました。ありがとう、と心から感謝しています。来年もマイペースに更新して行きますので
どうぞよろしく。個人的に知っている人も、知らない人も、ありがとう。

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by maikojazz | 2008-12-28 18:13
飛び始めてもうすぐ10年、世界の色んなクリスマスを見て来た。
アジアには日本みたいに「恋人と、いっぱいお金を使って過ごすイブ」的な商戦まるだしな場所も確かに存在はするのだけれど、ヨーロッパや北米は大概「家族で暖かい夜を」みたいなイメージだ。


「25日を過ぎたら速攻飾りをしまって、次はお正月飾り!」というのは日本だけ?
ある年、12月31日にParisに到着したらホテルにはまだ大きなクリスマスツリーと電飾が飾られていた。San Franciscoなんかでもそうだったな。年を越してぼちぼち片付けるか、って感じなのかも知れない。


意外だと思ったのが、去年ドバイでクリスマスツリーを目にしたこと。
モスリムの人たちが大部分でも、祝うのかな... って。
ただ、ツリーが飾られていたのは米国系ホテルのロビーだったから、なのかも。



オーストラリアや南フロリダのクリスマスは半袖で過ごすので、ロマンティックな演出とされる雪などは、存在しない。
南フロリダのFort Lauderdale。飲み物を求めて入ったビーチのカフェに、ぬいぐるみのサンタが暑そうに置いてあったのを思い出す。周りの人は日焼けをしてサーフィンボードを抱えていたりする。
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クリスマス前にグアムで車を運転しながら、ラジオを聴いていたらこんな歌詞の歌が流れた。「All I want for Christmas is a real good tan...(クリスマスに欲しいのはしっかりした日焼けだけだよ)」



今年は何年かぶりに日本のクリスマスとお正月を楽しめそうだ。
行ったことのある場所でも、ない場所でも、友達やその家族やその愛する人たち、隣人、同僚、みんなが幸せな日を過ごせますように。
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by maikojazz | 2008-12-24 15:49
「イグアスの滝ツアーに行ったら、ブラジル側に野鳥園みたいなとこがあるから」とお勧めされて訪ねてみたのが、ここ。

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正直なところ、ここに来るまでは、さほど鳥には興味がなかった。
なので見学は時間が余ったらでいいやーと心に留めていたら、見事に1時間ほど空いたのでガイドさんに聞いてみた。「あの、綺麗な野鳥園があるって聞いたんだけど、近い?」幸運なことに滝ツアーをした場所からホテルに戻る途中だというので、そしてpilotsも見てみたいと言ってくれたので寄ってみることに。





最初に、綺麗なピンクのフラミンゴたち。

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鏡をおいて彼ら自身の姿を映しているのは、フラミンゴは繊細なので「大勢の中にいる」感覚を持たせることで安心するから。ちょっといじわるをして「違うよー鏡だよー」と、日本語で(しかも小声で)言ってみたけど、もちろん彼らは気づかなかった。(気づかれなくてよかったけどね!)優雅に水浴びをしたり休んでいたりしていた。






園内のうち半分ほどのスペースで、鳥たちは放し飼いだったので、一箇所に集中して写真を撮っていると実はすぐ後ろにとびきりかわいい鳥がいたりするのだった。嬉しいサプライズ。



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こんな鋭角なくちばしを持った鳥、白じゃなかったら怖いよな... 赤とか模様つきだったら。





ターコイズブルーは昔から好きな色だ。従って、くじゃくも好き。(単純)


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しばらく足を止めて、その姿に見とれていると「こっちもかまってよ!」と言わんばかりにツッカーノが後ろにいたりする。プレゼントを持って来てくれたらしい。(石?)


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見上げると、赤い鳥たちが木に停まって休んでいる。

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みんなで、安心して眠る姿はどんな生き物でもほっとするのはなぜだろう。

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この野鳥園を出る頃にはすっかり、鳥好きになっていた。
ちなみに出口付近では「ヘビと触れ合うコーナー」があり、さらさらの身体に触れた後、腕に巻かせてもらったりもした。私らしくないけれど、おかげでイグアスの野鳥園は2008年に訪れた観光のベスト5に入っている。
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by maikojazz | 2008-12-21 01:23 | 旅先; 中南米
そんなこんなで、足下を注意深く見て手すりを掴みながら滝口に向かって降りていく私たち。ところどころに面白いものを見る。


「二人の姉妹」という名前の滝。
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Coati(コアティ)という、あらいぐまみたいな動物に注意、の看板。
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「彼らに注意!噛み付いてきますよ。彼らの前では食べ物を隠して下さい」とな。




ちなみにこの動物、ホテルの脇でたくさん見たけどね。しっぽがかわいい。
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そうして、滝口へ。上から見た風景と、
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下から見るのは全然違う。滝の下は水が落ちて行く音が... 更に心に響く。
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ガイドさんにカッパを渡される。そのくらい、近くはしぶきがかかるのだ。そしてボートに乗って滝ツアー(ってもうしてるんだけど、目の前まで行くやつ)に出ようということになった。

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「ボートは揺れるけど、酔いやすくないですか?大丈夫?」と聞かれ、「大丈夫です。揺れには慣れてますから私たち」と自嘲気味に答える私。ライフベスト着用のち、いざボートに乗り込んだ。



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「だいぶ揺れます。そして水しぶきがかかるので、防水でないカメラは注意して下さい」と大声で呼びかける(スペイン語と英語の2カ国語)船頭さん。確かに、ばしゃばしゃ水がかかるしびっくりするほど揺れる。三半器官の弱い人だったら、滝の麓に住む魚たちにえさを与えられちゃうくらいだ(汗)。

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揺れというものにも慣れがあることを再確認。周りの観光客たちが「おおーぅ」と揺れに動揺しているすきに私は、虹を発見して撮影する余力があったのだから(笑)。

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そんなふうにして、私たちは大いにこのイグアスの滝を楽しんだ。
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by maikojazz | 2008-12-17 23:24 | 旅先; 中南米
世界で一番大きな滝、イグアスの滝。それがあるのはブラジルだと思っていたら、3つの国(ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ)にまたがって存在するということをブラジルに着いてから知った。

Foz do Iguacu (cの下にはニョロっとした記号ね)のホテルで手配した半日ツアーでは、アルゼンチン側に移動して滝を鑑賞するために「必ずパスポートを持って来て」とのことだった。ボックスカーに乗り込み、1時間近く走って国境を渡る。本当の国境は川を渡っている途中にあるのだけれど、そこで橋の色が黄色 x 緑のブラジルカラーから水色 x 白のアルゼンチンカラーに変わるので「あ、国を超えたね!」の瞬間が分かる。川を渡ったところに入国管理局がある。


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国を超えての半日観光、なんて初めてで嬉しい。パスポートにはきちんと「アルゼンチン」のスタンプが押されたのも、記念っぽくて。






当然だけれど、言語はポルトガル語からスペイン語に変わる。


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見慣れない緑を楽しみながら少し歩いて、いよいよ滝のゾーンへ。
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どどどどーっという轟音がどんどん近くなってくる。地響きにも似たすごいウーハーを感じながら、滝口に近づくべく歩みを進める。「湿ってて滑るから、気を付けて」マークを心に留めつつ。

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(次回に続きます。)
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by maikojazz | 2008-12-14 21:52 | 旅先; 中南米
住居としても魅力的なこのゴム男爵(あとで聞いたらイギリス人とのこと)の博物館は、管理人家族が実際に隣の建物に住んで手入れをしているそう。3匹の猫とたくさんの鶏と、一匹の犬が一緒。


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こんな巨大な川に囲まれた暮らしというのはどういうものなのだろう。水や魚には困らない分、物資のやりとりには難儀もあっただろうな。虫なんかにも悩まされたかも。それでもヨーロッパからは当時、ゴムで儲けることを夢見てたくさんの人がやって来たという。


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... 平和な気持ちで見学を終え、船着き場に戻ると。運転手さんがガイドのアニルソンにポルトガル語で何やら訴えている。困った様子。「できない」という単語だけは聞き取れた。なんと、帰るための大切な手段であるボートが壊れたようだ!!
博物館の人たちに電話を借りて、どこかに電話しているアニルソン。Pilotの1人と私は焦りつつも冗談で「どこで寝る?」「夜も暑いだろうね、あそこがいいな」「あーだめだよ、そこじゃ夜行性のジャガーに食べられちゃうから」なんて話し始める。



20分後、この地域で生活している人たちの公共交通機関のような、乗り合い船が到着した。帰りはこれでアニルソン共々帰ることに。振り返って、博物館にさようなら。

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地元の人たちと乗り合いするなんてハプニング、今思うと逆にラッキーだったのかな?
観光ツアーだけでは決して覗くことのできない本当の町の生活を垣間みることができたのだから。

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いくつか目の停留所で、小さな男の子が母親に連れられて乗り込んで来た。その後にはちょっとちゃらちゃらした感じの男の人(ってちょっと失礼だけど)。みんなが大人しく、夕暮れの反射が広がる水面を見つめてひとつの船に乗っている。たった少しの時間だけ、静かで美しいものを共有している人たちを乗せた小さな船。

私も真似て、暖かい風に吹かれながらひたすら外を眺めた。


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by maikojazz | 2008-12-09 15:49 | 旅先; 中南米
**ブラジルシリーズに戻って参りました!**

マナウスの市場などを見学した日の午後は、アマゾン川を船で渡り「Rubber baron(直訳するとゴム男爵)」と呼ばれる人の邸宅を見学した。船に揺られること約45分。途中で、川の中流に浮かんだ船専用のガソリンスタンドに立ち寄る!

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川ということを忘れてしまうほど広いアマゾン川。海でないことを知るために、一応両岸を確認。


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(よし、遠いけど岸がある)




Pilotの一人と「ここで船が壊れたらどうするか」を冗談めいて話し合う。「あっちの岸までは多分300mくらいだから、浮き具があれば泳げる」という彼に「ワニやピラニアに食べられなければね!」と私が笑う。アマゾンにはどんな動物がいても不思議ではない。そのくらいジャングルは生い茂り、川は底深く黒々としている。
その会話を聞いたガイドのアニルソンが「大丈夫、アマゾンは食べるものが豊富だから、ピラニアはそこまでおなか空いてないはず!」と更に笑う。


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そうして到着したのが、Rubber baronの邸宅を再現した博物館。マナウスのゴムという資源に注目し、タイヤや工場のベルトに使われるべくヨーロッパをはじめ世界中に輸出した最初の人のおうちだという。Museumと言っても、すぐにまたこの家に住むことができそうな感じ。

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(左が輸出するもののリスト、右が輸入リスト。当時の需要と供給がこんな風になってたのかーとフムフム)







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これがゴムのロール。作り方を詳しく聞くことに。




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まず、ゴムの木に切り目を付けて樹液を貯める。この小さなカップいっぱいになるまでにだいたい5時間ほど。



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それをこの作業小屋に運び、火の上で雪だるま方式にぐるぐると大きなロールにしていくのだそう。


これが今でも、日本企業はもちろん世界中のゴムタイヤに使われているという。

(次回に続きます)
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by maikojazz | 2008-12-06 00:18 | 旅先; 中南米

第三十二回 何だろう?

たまに、フェリーと呼ばれる「お客様を乗せずに移動するだけ」のフライトがある。例えばA地点でお客様を降ろしてもそこに飛行機を停めるスペースがないために近くのB地点まで飛行したり、またはC地点まで別なお客様をお迎えに行ったり。
そんなフライトの時、私はたいがいキャビンに一人なので、好きな席に座って外の景色を楽しむ。初めて飛ぶ場所だとうきうきする。何が見えるかな?と。



先日、ゴアからムンバイへのフェリーの時にこんなものが見えた。

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山の頂点に、寺院なのだろうか、何かがある。人は住んでいるのかな?
ガイドブックやネットで調べたけれど何か分からない。インド人のスタッフに聞いてみても「うーん、寺院だろうねえ」程度の答えしか返ってこない。これは何だろう?








または、中東のある地域を飛行中に見えた風景。
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船が泊まれるようにこんな形を作ったのかな?
まさか、自然にできたものではあるまいし。。。








オーストラリアの国内を移動していたら、こんなエメラルドの海が広がっていたことも。ほうっと感嘆のため息をつきながら、見とれていたっけ。


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遠い距離を飛ぶ時はたいがい、高度は45000- 48000フィートほどになる。普通、民間機は41000フィートくらいかな?国内線などの短い距離だと30000フィートちょっとの時もあるけれど。


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夜間フライトで思いがけず、美しい夜明けに出会うこともある。雲の表面に朝日がきらきら輝いて、時間の経過とともに少しずつ色が変わっていく姿は圧巻。


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そして。ほんの時々、まんまるの虹が見える時がある。
太陽が進行方向の右側にあって、左側に出来る虹。きっと飛行機のなにかを反射してできるんだろう。発見したお客様が驚いて私を呼びにきたことがある。


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旅をしていると、不思議なことに遭遇する確率が高い。それを見過ごさないようにアンテナを高くしておかないとな、と思う。そしてこれは何だろう?と興味を持って調べると、意外な事実に辿り着くこともある。だから私は、これからもきっと旅を続けるのだと思う。
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by maikojazz | 2008-12-02 14:11