Private jetフライトアテンダントとして地球のあちこちを旅するMJのつれづれ日記。***すべての文章、画像の権利はMJにあり、無断転載を禁止します。***   お問い合わせはmaikojazz*excite.co.jpまで。


by maikojazz

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今年のサッカーワールドカップの開催がヨハネスブルグに決定された時に、「大丈夫なのかしら」と思った人は少なくないと思う。私もその一人だ。世界一治安が悪い都市、なんて呼び名もあるくらいだし。

もちろん、開催が決定されてからヨハネスブルグではインフラの整備や市民への啓蒙などがされているはずだけれど…。それでも、なんとなく「大丈夫かな?」というもやもやは消えないでいる。

私が体験したヨハネスブルグは、こんな感じです。





フィリピンのマニラから飛んで、到着したのは南アフリカ共和国の首都プレトリア。思ったよりも栄えていて、綺麗だというのが第一印象。スタッフは皆英語がぺらぺらで、英語が公用語だとはきいていたけれどこんなに綺麗な(どちらかというとオージーっぽい訛り?)発音で話すとは恥ずかしながら知らなかった。

Crew用のビザを発行してもらって返却されたパスポートには、真新しいSouth Africaのビザが貼り付けられていた。ふふ、記念っぽくて嬉しい。ハンドラーさんが同乗した小さなcrew busに乗り込み、ヨハネスブルグのホテルに向けて出発。





土ぼこりの舞う地面に、誰が飼っているのかそこここに牛や馬が草を食む姿が見える。犬もあちこちに。
きちんと舗装された道路のはじを、荷物や食料を抱えたひとたちが歩いている。なぜか焚き火をしている人の姿も。路上で焚き火って??と思いながらもバスは止まらず走る。

20分ほど走った頃。ハンドラーさんが向こうを指差して「あの辺りで3日前に銃撃戦があって、2人が死にました。決してこの町を一人で歩こうとしないで下さい」と言う。もちろん、無謀なことはしないくらいの知識は得ているのでホテルから出ないつもりだ。




ホテルの敷地は、高い柵で覆われている。車で敷地に入る門には警備員が3-4人。車内に乗り込んできて一人一人、胸に下げたcrew IDや空港関係者のIDを確認。ようやく、ロビーの前まで乗りつけた。更にここではX線で荷物をひとつひとつ確認し、建物に入る人はそれぞれ金属探知機のゲートを通って(まさに空港のセキュリティーと同じ検査だ)、ホテルの中に入ることが許される。




一旦ホテルに入ってしまえば、後は他の国とさほど変わらない雰囲気だ。
チェックインをしてお部屋に通される。荷物を置いて、広い中庭を窓から眺める。可愛らしく花壇が作られ、真ん中には噴水があって少し離れた辺りにはスイミングプールも。お散歩によさそうだ。


3日間のステイは嬉しいけれど、治安の悪さから私たちはここから出られない。会社も私たちの身の安全を思って最高級のホテルを取ってくれただけにレストランもホテル内にたくさんある。売店もルームサービスも充実している。まあ、それなりに楽しめるかな?



(次回に続きます)
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by maikojazz | 2010-03-25 11:18 | 旅先; アフリカ
ドイツのおみやげと言ったら思い浮かぶのは何だろう?個人的には食べ物(チョコレート、ソーセージ、レトルト食品)。それか、Apoteke(ドラッグストア)で買うクナイプなどの入浴剤やかわいいパッケージのハンドクリーム?はたまたフェイラーのタオルハンカチ?ヘンケルのナイフ類。白ワインも美味しい。けっこうありますね。


しかし一番私がうきうきするのは以前、このブログでもご紹介したMOVENPICKヨーグルト。航空会社時代の優しい元同期(現役で活躍中)がフランクフルトにフライトした際、おみやげに買ってきてくれたので、せっかくだし写真で公開!Wちゃん、ありがとう。



こんなにたくさん!決して軽いものではないのに運んでくれる彼女の優しさに感謝。

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新しい味が出ていた。私が知ってるのはブルーベリー単体だけだ。

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キャラメルのヨーグルトって、日本にはないコンビネーションだけどとっても美味しい。
私はイチゴとこのキャラメルが一番好きだ。甘過ぎなくて、香ばしいキャラメルにヨーグルトの酸味が微妙に口の中で溶け合ってすばらしいハーモニーを奏でてくれる(って、大げさ?笑)
パッケージを開けてみると、こんな感じ。この下にとろりと濃厚なヨーグルトが入っている。

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一日おきに1個ずつ、とにかくゆっくり味わっていただく。幸せな味だ。
今までにこれより美味しいヨーグルトには出会った事はない。(Darmstadt駅のスタンドのは除く。あれは別物ですっごく美味しい。)







そしてもうひとつ、私のお気に入りがある。この歯磨き粉。

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元々は、通っていた歯医者さんで薦められたのだけれどドイツでは日本の3分の1くらいで売っているので、フランクフルトのフライトが多かった私はいつもフランクフルトで買っていた。ハッカが強すぎず雑味もないので、いつの間にか愛用して10年近くになる。朝はブルーのAronalを使い、夜はオレンジのElmexを使うのが正しいらしい。シンプルなデザインも好きで、ごちゃごちゃしがちな洗面台をすっきり見せてくれるのがいい。




というわけで、ドイツのおみやげにおすすめなもののご紹介でした。
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by maikojazz | 2010-03-18 16:18 | 旅先; 東ヨーロッパ
多民族国家のシンガポールでは、中国、マレー、インドそしてイギリス、日本などバラエティ豊かな文化が根付いている。気づいたら一週間毎日違う国の料理を食べていたりする。日々触れる異文化たち、それが私には大きな魅力だ。仕事でもプライベートでももう数十回訪れているけれど、毎回この小さな国は飽きることなく魅了してくれる。そこで、今回は街を歩いて気になったものを紹介。





ある日の昼時。歩道橋のエスカレーターで目の前に立っていたおじさんがこんなものをぶら下げていた。

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きっと熱々のスープか何かだろうと思うけれど、この人は中国系だったので中華料理?
本当は後ろから「すみません、それは何ですか?」と聞きたかったけれどやめた。






地下鉄でおしゃれな広告を見つけた。こんな展示方法、初めて見た。

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カラフルで楽しくて、いい!と思ったのだけれど写真を撮ってるのは私だけだった(汗)。
東京メトロなんかでもやったらいいのに。
でも。。。結局何の広告だったんだっけ?笑








THAT CD SHOPはシンガポールにいくつかあるけれど、ここがお気に入り。

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セレクションと内装が好きで、2時間くらいは平気で過ごしてしまう。ラウンジ系ミュージックや有名コンピレーションもの(Hotel CostesやCafe del Marなど)も豊富だし、エレクトリックなタンゴやジプシーもの、「なんでこんなものが!」というマイナーなものもけっこうあって嬉しい。まさにMJ好みのお店なのだ。ちなみに日本のものもけっこうあり(宇多田ヒカルとか椎名林檎とか)、値段は日本よりだいぶ安い。







リトル・インディアで香辛料を買ったり、アラブ人街でふらりと入ったカフェでお茶を飲んだり、風水に基づいて建設されたモールに行ったりもする。4カ国語で書かれた地下鉄の注意書き。かと思えばそんな喧噪を一切忘れて川沿いでぼーっとしながらワインを飲んだり。まさに解放される至上の時を、Singaporeで過ごしたい。
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by maikojazz | 2010-03-11 16:39 | 旅先; 東南アジア
ある時のフライトで、ロシアのある地からニュージーランドのRotoruaまでというルートがあった。
それまでニュージーランドに行った事はなかったので、ちょっとうきうきしていた。Rotorua空港に降り立ち、お客様を見送った後に私たちcrewも入国審査をする。そして、飛行機をそこに停めて一泊することができなかったためにそのまま機内に戻り、すぐそばのAucklandに移動。きっと成田ー羽田間と同じくらいの、短い距離だ。それまでいらしたお客様の代わりに搭乗するのは、Rotoruaでお客様と飛行機のハンドリングをしてくれたJさん。元々の住まいと勤務先はAucklandなのだけど、Rotorua空港が手薄なためプロペラの付いた小さなターボプロップ機で駆けつけてくれたのだ。

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親切でfriendlyなJさん、初めて会ったのにそんな気がしなくて不思議だ。実際、世界の何カ所かにいる「初対面でなぜか気が合う人」の一人だ。台北のハンドラーRさんやドバイのハンドラーHくん、バンクーバーのケータリング係のNちゃんもそうだ。

そのJさんと私は、キャビン中ほどのダイニングテーブル席に向かい合って座り、Aucklandまでのフライトの間ずっとおしゃべりをする。日本人のprivate jet crewに会ったのは初めてというJさんは、これまでに私が行った場所で最もexcitingだったのは?とか、この飛行機は最高どのくらい飛べるの?など質問攻め。私もそれに答えつつ、Aucklandの生活やRotoruaにいるマオリ族のことなどを聞いた。


Aucklandに着いてからGuamに戻るまではまたフェリーフライト(お客様なしの飛行機とcrewだけの移動)なので、ミニマムレストが適用される。悲しい事に観光などは一切できない。Aucklandの空港オフィスでcrew mealだけをオーダーし、コーヒーを飲みながら思い出した!
「そうそうもう一つ、マヌカハニーを買っておいていただけますか?機内の蜂蜜はRotoruaの検疫で取られちゃったの」




マヌカハニーとは、ニュージーランドで自生するマヌカ(オーストラリアではティーツリーと呼ばれる)の花から取れる特別な蜂蜜だ。抗菌作用があるので、普通にヨーグルトに混ぜたり飲み物に溶かして使う以外にも、のどが痛い時にそのままなめたり傷口に塗ったりする。実際、口内炎ができた時にマヌカハニーを塗っていたら半日で痛みが取れた。日本で買うと高いしGuamにはそんなしゃれたものは売っていないので、ここAucklandでお買い物を依頼。「お易い御用だよ!」とJさんは微笑んでくれる。







 次の日の出発時。Crew mealとマヌカハニーを受け取り、機内で出発準備をしていたら。トントントンと誰かがステップを上がってきたので見るとJさんだった。「Hi MJ, 準備は順調かな?これ、あなたのフライトが楽しくなるように」と小さなかわいらしいブーケを差し出してくれる。「え、私に?ありがとう!」ちょっと感動。今までそんな風に、お客様へではなく私のためにお花を用意してくれるハンドラーさんには会った事がなかったから。もう〜、Jさんがあと10歳若かったら好きになっちゃうかも!


おかげで?そのフライトはpilotsに「お花をもらったんだって?もてもてだな〜」とからかわれながら最後まで浮かれ気分。観光できなかった街でも、そんな人との関わりが暖かく印象づいて「また訪れたいな」という気持ちになってしまう。また、いつの日か。
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by maikojazz | 2010-03-02 08:56 | 旅先; オセアニア