Private jetフライトアテンダントとして地球のあちこちを旅するMJのつれづれ日記。***すべての文章、画像の権利はMJにあり、無断転載を禁止します。***   お問い合わせはmaikojazz*excite.co.jpまで。


by maikojazz

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宗教だったり、風習だったり。色々理由はあって、何も否定はするつもりないけれど。様々な国を旅する上で日本や他の行き慣れてる国々とは違う規制を設ける場面に何度か出会った。




これはUAEのドバイで。mixiを開けようとしたらこうなった。Facebookもyoutubeも、きっと同様にブロックされるだろう。イスラム国家においてインターネットは用心しなければいけないツールだから仕方ない。中国では同様にGoogleが使えず撤退したというし。

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ちなみにドバイで英語のサイトを見ている時に、画面はじにアトランダムに現れる広告がアラビア語だったことがある。こういうところまで規制があるということ、なのかな?







また、インドでは写真撮影を禁じる建物が多い。歴史的建築だったり、デパートだったり。空港でも撮影は禁止だ。ムンバイではごく普通のスーパーマーケットでさえも、「No pictures please」とやんわりたしなめられたことも。

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ハワイやオーストラリアでは、海を越えてやってくる飛行機に厳しく動植物の検疫を行う。

オーストラリアとニュージーランドに到着する1時間から30分前には、コックピットからギャレイ、客室、カーゴまで全てのエリアに殺虫剤をスプレーし、機内に紛れているかもしれない虫を撲滅させる。その上で到着後は生ゴミを含めて残った食料をチェックされ、肉類や植物は(ソファーベッドに置いていたラベンダーのポプリまで押収された!)検疫官が持ってきた黒いビニール袋に破棄しないといけない。一度、帰り便で使う予定だったお漬け物を取られてしまい、仕方なくお漬け物なしの食事をお出ししたことがある。






そうやって、どこの国も自国の文化や風習、さらには自然環境を護る努力を欠かさないのは良い事だと思う。それが魅力になっているのだから。迎合するだけでなく、誇りをもって「ある」べきなんだよな。どこぞやの国も、ね。
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by maikojazz | 2010-04-29 11:48
(前回からの続きです)


というわけで、私たちはブルーベリーを探しにもうひとつのtrailを歩いてみることにした。

更に長い距離なので、寒いのを忘れるために小走りしてみたり、腕をわざと大きく振ったりしながら... そうしてたどり着いたらまた違った景色。綺麗だ。

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「アンカレッジは海沿いにあるんだねー」と私が言うと、キャプテンたちは「なに!知らなかったのか、着陸前あんなに綺麗に海が見えたのに」。。。ぎりぎりまでサービス物品の片付けと着陸前の保安チェックをしていた私は、見る余裕はなかったのだ。





宿泊ホテルはどこ、とか空港はどこ、としばらくそこで街を眺めた後、諦め半分で茂みを観察しつつ歩くと... あった!

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食べてみると確かにブルーベリーだけど、見た事のない形。縦長なのだ。でも嬉しくて、まだ黄緑っぽい熟れてない実を残してほとんどをキャプテンRと私で食べた。満足満足!


ちょっと嬉しい軽い足取りで来た道を戻り、今度は40分ほどでホテルに戻った。







ブルーベリーで勢いづいて!?お部屋に戻り、買っていたうさぎの形のクッキーを食べながら。。。
(小さい頃に母親に「食べ物で遊んではいけない」と教えられたのに...)

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添加物や保存料などを一切使わずに作られている、健康なクッキー。美味しかったのでお土産に6箱も買ってしまった。






ちなみに宿泊ホテルのロビーの脇のバーには日本人が経営しているお寿司屋さんが入っている。長いtripで日本語や醤油やだしの味が恋しくなっていた私は、1週間あまりの滞在中に3度もここでお寿司をいただき、幸せだった。

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小さなカウンターなので、混雑時はこちらでぼやーっと流れるTVを見ながら待っていたり、持参した本を読んだりした。

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そんな風に過ごした、アンカレッジでした。ちなみにこのホテルはシェラトンホテルですので、アンカレッジで日本食が恋しくなったらぜひこちらのお寿司やさんへ!笑
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by maikojazz | 2010-04-21 19:27 | 旅先; 北米
一週間以上もフライトの予定はなくステイというのは、私たちにとってとても珍しい。何しろ一週間毎日違う国にいたり、もっと短い日程で地球を一周することもあるのだから。

というわけで、特に目的もなくキャプテンRと一緒に、車で10分ほどのスーパーマーケットに行った。その土地ごとに品揃えの違うスーパーマーケットを訪れることは私にとって、ローカルの文化を知るひとつの手だてだ。





大好きなブルーベリー。小さなパックではなくこんなふうに売っているのを初めて見た。

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恥をかきすて!?で写真を撮っている私に店員のおばさまが微笑みながら「残念ながらこのブルーベリーはカナダ産なのよ。アラスカでも取れる事は取れるけれど、こんなにたくさんは取れないからお店に並ぶことはないの」と教えてくれた。キャプテンRが「ぼくはブルーベリーが大好きなんだ。小さな頃からよく山に入って野生のものを取って食べていたよ」と言うと、店員さんは「あら、じゃあBlueberry loop trailにハイキングに行ったら?今の時期はまだ少し早いかもしれないけれど野生のブルーベリーが取れるのよ」と教えてくれた。


買い物を終えて車でホテルに戻る途中、「Blueberry loop trailってどこかな。明日、行ってみようか」と何となく車窓から山々を眺めた。

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ネットで調べた上にホテルのコンシェルジュで地図をもらって場所を確認。もうひとりのキャプテンPも一緒に、いざハイキングに出発。けっこう遠い上に迷ってしまって1時間弱。ちょっと弱気にもう諦めて帰ろうか... と思いかけた頃、ようやく山登りコースへの入り口へ。Trailと呼ばれるハイキングコースがいくつもあるなか、インフォメーションもなくとりあえず、という感じで歩いてみることに。

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町よりも涼しい、むしろ薄ら寒い空気を胸に吸い込みながら歩く。気持ちいいけれど、高度を増すにつれてどんどん寒くなるし太陽も姿を隠してすっかり曇り空!私は念のために暖かいジャケットを持参していたけれど、キャプテンたちは半袖の上に薄手のジャンパー。「寒い!」と言いながら早足で歩く3人。15分ほどで周りの景色が「山の中」の薮から徐々に開けてくる。

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そしてTrailの終点にはこんな風景が待っていてくれた。

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「寒いけど、来て良かったね。綺麗だね」と喜ぶ3人。でも... ブルーベリーはどこにも見当たらない。緩い傾斜になった草っぱらにいた地元の親子に、聞いてみる。「ブルーベリーはこのあたりで見ましたか?」「私たちも探しているの。毎年この時期にはこのあたりで取れるのだけれど、今年は寒いからまだみたい」。。。
小さな女の子が「これは似てるけど、ブルーベリーじゃないよ」と違う実を指差す。

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じゃあ、どうしようっか... ちょっと残念。キャプテンRが「もうひとつ、この向こうにあるtrailを歩いてみないか?ここより少し長いから、もし疲れていたらこのまま帰るけど」キャプテンPと私は顔を見合わせ、「MJ , you decide」というPに「行こう。せっかく来たんだし」と笑顔で伝え、私たちはもうひとつのtrailを歩いてみることにした。


(次回に続きます)
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by maikojazz | 2010-04-14 11:48 | 旅先; 北米
一時代前の飛行機での北米旅行といえば、「アンカレッジ経由」であることが当たり前だったという。アンカレッジの地名を聞く事は多くても、いざ想像してみようとするとなかなかイメージが湧かなくて、とにかく寒いところなのだろうということばかりが頭に浮かぶ。



私のアンカレッジ初上陸は数年前の秋。直行を予定してNYに行く途中、どうしても風の向きやその他の天候の都合で一旦アンカレッジを経由しないと直行ではいけない、という事態になったことがある。(アメリカ合衆国はオープンスカイなのでいつでもどこでも、降りられる飛行機の機種であれば降りられる)
夜中に、機内から歩いて2分の入国審査場に行かなければならなかった時は... お客様には厚手のコートを渡したものの、自分のは後ろのカーゴルームのトランク内にあって取れなかったので、本当に寒くて凍える思いをした。凍る地面をヒールで歩き、歯をがちがち鳴らしながらパスポートを持っていたっけ。






そんな思いをした場所に、今度は夏に行ける事になった。数日間の避暑。



町なかからでも、白い雲に突き刺さりそうな山々が綺麗に見える。

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ロシアでも思ったけれど、寒いところの人々は肌の感覚が全然違う。私がインナーからアウターまで長袖を3枚着て首にストールもしっかり巻いてスニーカーで歩くのに、彼らはだいたい半袖Tシャツにサンダル、若い女の子なんてキャミソール一枚で歩いている。というわけで、街を歩いていて私のように厚着をしているのは地元の人ではない、とすぐに分かってしまう。







寒いところだけに、雪の結晶のような草??

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そして小さな小さな花の集まり。花びらも薄い。

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ホテルの客室フロアの壁には全て、ムースという動物が描かれている。

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ムースといえば、近くのショッピングモールにはこんなお店も... 笑
(once in a blue moonというのは、「ほんのたまに」という意味で、これにかけている)

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(次回に続きます)
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by maikojazz | 2010-04-07 14:13 | 旅先; 北米
世界一治安の悪い都市という声もあるヨハネスブルグ。私たちcrewも会社から「できるだけホテルの外に出ないように」という指示を受けた。



ホテルから外に出ずに行けるように配された通路を通り、Montecasinoと呼ばれるカジノ場へ行ってみることに。入り口にはホテルと同じように荷物検査とX線の検査がある。幸いキャプテンたちも私と同様にギャンブルには興味がないので、入り口からカジノコーナーには行かずに店舗街へ。南アフリカだけでなくアフリカ諸国で取れるという様々な石が、日本では考えられないような値段で売っている。私もローズクォーツやターコイズ、はたまた見た事のない夜空のような美しい石(今もゴールドのチェーンにつなげて愛用している)なんかもまとめて購入。数件先のお店で待っていたキャプテンたちと合流し、さてディナーへ。


「肉、って感じのごはんを食べたいよね」と話すオーストラリア人のキャプテンたち。「何でもいいよ、野菜があれば」と後を追う。イタリアンワインの美味しいお店で、サラダと前菜をシェアして大好きなラムを頂く。意外なことにラムは南アフリカでも人気の高い、普遍的なお肉だという。ワインをグラスで頂いた後、「一本をシェアしよう」と太っ腹な(文字通りおなかも太い)キャプテンRがごちそうしてくれることに。ほんわり酔いが心地よく、ごきげんでホテルまで歩いて帰った。ここにいる限りは危険な町とはとても思わないけれど。。。







次の日。朝6時に起床し、「動物は、安全だから」といたずらに笑うキャプテンたちに付いて国立公園へのサファリツアーに行くことにした。いいのかな?ホテルの外に出てしまって…と戸惑う私を安心させるかのように肩をぽんと叩いて、キャプテンBが私の先を歩く。外で待っていたのはトヨタの大きなバン。もうひとつホテルを回って総勢10名ほどになった私たちは2時間ほど車に揺られ、Pilanesberg国立公園に到着。入り口周辺にたくさんの出店があり、木彫りの動物やアフリカのカラフルな布が売られていた。


「ここの動物は全て野生です。ライオンやチーターは夜行性なので、姿を見れなくても保障はないよ」というガイドさん。キャプテンR、キャプテンBと私の3人でひとつのサファリカーに乗る。さあ出発。でも窓のないこの車、冬にはちょっと寒すぎた!鼻水が出てきたキャプテンBに、ティッシュを渡す(笑)。
2人にはさまれて座る私は「いざ動物がかかってきても一番にはやられない」という彼らの思いやり?のもと。背がとても高くておなかがぽっこり出ているキャプテンRは肉食動物にとって一番食べがいがあり、もうフライトがないのでいざという時は進んで犠牲を払ってくれ、なんて毒舌なキャプテンB。




3時間半の寒いツアーでぶるぶるになりながらも見た野生動物は、象にいのしし、ヌー、かば、バッファロー、ジャッカル、そしてお昼寝しているライオンなど。バンビのようなのもいた。しまうまが道路を渡る姿を「これが本物のzebra crossing(横断歩道のこと)だ!」と皆で笑う。

同じ敷地内のロッジでブッフェをたっぷり頂いた後、あまりアフリカっぽくない観光に連れて行かれ(豪華なホテルや人工砂浜付きのスイミングプール、別なカジノなど)、「もう帰ろう」と誰かが言い、また2時間かけてホテルに戻った。




また次の日にはこのtripを終えるキャプテンRと、この先のフライトで給油とクルーチェンジをするモルディブに移動し再びジョインするキャプテンBとお別れし、ホテルでオーダーするケータリングを考えたり次のルートで会うキャプテンたちと合流。

首都プレトリアから1時間ちょっとのMpumalangaという場所に日帰りフライト。ここでは空からふと窓の外の地面を覗いた時、深い緑のジャングルが目に入る率が高い。その風景があっという間に海になり、小さな島々が見えてきた。モルディブ。残念ながら私はこのまま通しでフライトを続ける。キャプテンは交代で、見慣れたキャプテンBがちょっと日焼けしてまた飛行機に乗り込んできた。さよなら、南アフリカ。またいつの日か。
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by maikojazz | 2010-04-01 20:15 | 旅先; アフリカ