Private jetフライトアテンダントとして地球のあちこちを旅するMJのつれづれ日記。***すべての文章、画像の権利はMJにあり、無断転載を禁止します。***   お問い合わせはmaikojazz*excite.co.jpまで。


by maikojazz

第百十八回 Johannesburg, South Africa -前編-

今年のサッカーワールドカップの開催がヨハネスブルグに決定された時に、「大丈夫なのかしら」と思った人は少なくないと思う。私もその一人だ。世界一治安が悪い都市、なんて呼び名もあるくらいだし。

もちろん、開催が決定されてからヨハネスブルグではインフラの整備や市民への啓蒙などがされているはずだけれど…。それでも、なんとなく「大丈夫かな?」というもやもやは消えないでいる。

私が体験したヨハネスブルグは、こんな感じです。





フィリピンのマニラから飛んで、到着したのは南アフリカ共和国の首都プレトリア。思ったよりも栄えていて、綺麗だというのが第一印象。スタッフは皆英語がぺらぺらで、英語が公用語だとはきいていたけれどこんなに綺麗な(どちらかというとオージーっぽい訛り?)発音で話すとは恥ずかしながら知らなかった。

Crew用のビザを発行してもらって返却されたパスポートには、真新しいSouth Africaのビザが貼り付けられていた。ふふ、記念っぽくて嬉しい。ハンドラーさんが同乗した小さなcrew busに乗り込み、ヨハネスブルグのホテルに向けて出発。





土ぼこりの舞う地面に、誰が飼っているのかそこここに牛や馬が草を食む姿が見える。犬もあちこちに。
きちんと舗装された道路のはじを、荷物や食料を抱えたひとたちが歩いている。なぜか焚き火をしている人の姿も。路上で焚き火って??と思いながらもバスは止まらず走る。

20分ほど走った頃。ハンドラーさんが向こうを指差して「あの辺りで3日前に銃撃戦があって、2人が死にました。決してこの町を一人で歩こうとしないで下さい」と言う。もちろん、無謀なことはしないくらいの知識は得ているのでホテルから出ないつもりだ。




ホテルの敷地は、高い柵で覆われている。車で敷地に入る門には警備員が3-4人。車内に乗り込んできて一人一人、胸に下げたcrew IDや空港関係者のIDを確認。ようやく、ロビーの前まで乗りつけた。更にここではX線で荷物をひとつひとつ確認し、建物に入る人はそれぞれ金属探知機のゲートを通って(まさに空港のセキュリティーと同じ検査だ)、ホテルの中に入ることが許される。




一旦ホテルに入ってしまえば、後は他の国とさほど変わらない雰囲気だ。
チェックインをしてお部屋に通される。荷物を置いて、広い中庭を窓から眺める。可愛らしく花壇が作られ、真ん中には噴水があって少し離れた辺りにはスイミングプールも。お散歩によさそうだ。


3日間のステイは嬉しいけれど、治安の悪さから私たちはここから出られない。会社も私たちの身の安全を思って最高級のホテルを取ってくれただけにレストランもホテル内にたくさんある。売店もルームサービスも充実している。まあ、それなりに楽しめるかな?



(次回に続きます)
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by maikojazz | 2010-03-25 11:18 | 旅先; アフリカ