Private jetフライトアテンダントとして地球のあちこちを旅するMJのつれづれ日記。***すべての文章、画像の権利はMJにあり、無断転載を禁止します。***   お問い合わせはmaikojazz*excite.co.jpまで。


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第三回 Hermitage museum

7月のハイシーズンだし、エルミタージュ美術館だもの、行列も仕方ない。普段は行列を見ただけですぐに諦める私だけれど、この日は覚悟の上「暑い、暑い」とぬるくなったペットボトルの水を口に含みながら、50分ほど並んでようやく入館した。

建物の中に冷房はきいてなくとも、重厚な造りだけに外の太陽熱は入ってこない。その涼しさと薄暗さが心地よい館内をゆっくりと進む。


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おそらくここに住んでいたであろう人たちの肖像画を眺めたり...




上品な赤に豪華な金の間と、それに付随する装飾や家具との調和に感心したり..
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ボス!?であるピョートル大帝の間で「いや、こんな席は... 落ち着かないでしょう」と心の中で思いつつ、玉座の美しい細工や、負けずに緻密な床の模様を眺めたり。
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時間をかけて見学したためか、この頃にはpilotsはすっかり飽きて別行動になっていたので、私はひとりで休憩がてらここに座り、ぼーっと天井や壁を眺めながら想像しました。

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きっとここで舞踏会が開催されて、見知らぬ人と恋に落ちたり策略に翻弄されたりの色んなドラマがあったのだろう... 蠱惑的な微笑みと共に交されるとろりとしたお酒、とか、初めて参加する女性の何ヵ月も前からの衣装準備とどきどきな気持ち、とか。



歴史への興味は、想像力の増加とともに楽しみが倍増する気がする。「隠れ家」という名の美術館で過ごした一日、そんなことを思いました。
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by maikojazz | 2008-09-11 00:17 | 旅先; 東ヨーロッパ