Private jetフライトアテンダントとして地球のあちこちを旅するMJのつれづれ日記。***すべての文章、画像の権利はMJにあり、無断転載を禁止します。***   お問い合わせはmaikojazz*excite.co.jpまで。


by maikojazz

第二十一回 紫禁城、北京

現在は「故宮博物院」として存在する紫禁城。英語だとForbidden city。
名前だけでもう、秘密めいた感じ満載で、うきうきする。

紫という色が高貴だからこの名前?と思いきや、北極星を含む星座の呼び方「紫微垣」が絶対中心・動かざる天による支配を表すことからきているのだそう。そして庶民の出入りが禁じられた宮殿、というわけで紫禁城。


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この石畳はなんと14世紀の建築当時からのものだそう。いい加減ぼこぼこだけれど、当時の人たちがひとつひとつ組んで完成させた(それも信じられないほどのスピードで)ことを思うと、感慨深い。









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このおおきな瓶を抑える台には、穴が空いている。極寒の冬に水が凍らないよう、番人が夜中この瓶の下にまきをくべ、火事などのいざという時に使えるようにしていたそうな。世界一大きな宮殿と言われる紫禁城のあちこちにこの瓶があることを思うと... 何百もの人がこの瓶の番人として働いていたことだろう。それだけでスケールの大きさが分かる。








皇帝がトップなのは当然だけれど、宮殿に仕える人にも、もちろんランクがある。
見分け方の一つに、その人の住居の屋根に付く「守護神」の数があるという。

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ということは、上の写真を住居にしている使用人Aさんは、下の写真を住居にする使用人Bさんよりも位が低いということだ。






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中国語で「黄」は、「皇」という発音と同じ、またはとても似通っているそう。そのことから、紫禁城の屋根や護りの獅子は全て黄色に塗られたという話を聞いた。

なるほど、物事には色々意味があるんだな。







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最後に、ラストエンペラーこと「溥儀(ふぎ)」と最初の妻が住んだという住居を覗く。
最終的に5人の妻のうち、誰が一番愛されて、誰が一番幸せだったんだろう。。。
なんなら妻だけじゃなく男性の恋人もいたということだしなあ。。。うーむ。













外壁と宮殿の間を通って外に出ると、美しいお堀がぐるりと紫禁城を巡る。
そんな内側のいざこざは我関せずとでも言うかのように、お堀の水面はとても穏やかだった。


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by maikojazz | 2008-10-30 17:47 | 旅先; 東アジア